間違った顧客志向の考え方

みなさん、こんにちは！
向上心創出マーケティングコーチの滝原雄太（たきはらゆうた）です。

本日も早速始めましょう！！


２週間ほど前にある会社のチラシ作成のコンセプトについて、クライアントさんに考えていただきました。弊社のコーチングでは、クライアントさんの事業について深く深く考えてもらいながら、様々な経営上の問題を解決していきます。

自社の宣伝広告のためのチラシですが、限られた紙面の中に、しっかりとお客様に伝わるメッセージを込めていく必要があります。
ですので、クライアントさんにはいつも本気で自社のことについて考えてもらっています。

お客様のために

最近では、多くの企業で

• お客様は神様
• お客様満足度No．１
• お客様のために

などなど、【顧客志向】というものが非常に流行っています。セミナーとかでも「お客様のために」みたいなことをいう講師が結構いますよね。もしかすると読者のあなたもそんなセミナーを受講されたことがあるのでは！？ないでしょうか。

小売業者とかだと、ホームページとか会社の壁にでかでかと掲げてあったり、チラシとかDMなんかにも書いてある会社がいっぱいあります。

でも、そういうのを見たりもらったりするといっつも思うんです。

これ、メッチャ間違ってるな〜

って。まぁ、こういった標語がメディアなどでも堂々と取り上げられてきたので、このように書く気持ちはわからなくもないのですがね。

顧客志向のウソ

では、一体何が間違っているのか？？

理由は、『お客様は本当のことを言わないから』。

つまり、この【顧客志向】、お客様は神様ですとか、顧客満足度No.1とかってのは、突き詰めていうと『お客様が求めているものを提供しよう！』ということです。


でも、よーく考えてください。お客様が求めているものとお客様にとって必要なものは、多くの場合違っているでしょ！？

例えば、ダイエット！！この場合、お客様が求めているものは何ですか？
少し考えて見てください。



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・・・・・・・


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痩せること！？

はい。そう考えたあなた！間違っていますよ(^O^)／
正解は・・・

楽に！！痩せること！

ポイントは、

• 運動しなくても簡単にダイエットができる！
• 食事制限なしでダイエットが可能！

そういうものをお客様は求めているでしょう！？
もちろん、口では、「運動しなきゃ痩せられない。」とか、「きちんとした食事をしないとダイエットなんて成功しない。」とかなんとか言っておきながらです。


でも、低インシュリンダイエットとか、私も２年ほど前にやりましたが、『８時間ダイエット』とか、様々なダイエット器具とか、、、次から次へといろんな道具やダイエット方が出てきては、それにブームのように殺到する。

多くの人が楽にダイエットができるという幻想を求め続けていることがわかりますよね。

ほら、お客様が「本当に」欲しいものは、お客様にとって決して必要なものとは限らない。


これをあなたのビジネスに置き換えてみてください。そう考えると、単なる【顧客志向】では商品・サービスは売れない！ということなんです。



いかがでしたか？わかりやすい例で「ダイエット」を出しましたが、これを読んであなたのビジネスに置き換えて考えてくださいね。


それでは、次回もお楽しみに！！
向上心創出マーケティングコンサルタント滝原雄太でした。


PS：
ようやく花粉症が治った！？ような気がしますが、３、４月は全然仕事できてなかったので、しっかり働いて稼ぎます！（笑）